brand history

|  Final 設立

Finalは1974年故高井金盛が創業。初めての本格的なプロダクトはカートリッジ設計者として高名だった森芳久氏設計のカートリッジでした。画期的な8の字空芯コイルに1カラットのダイアモンドから削り出したカンチレバー。接着剤や鉄芯の影響が無く、極めてヌケの良い音で、高い評価を得ました。
その後、高井は、類い希なアイデアと技術を持ったオーディオエンジニアの高士と出会い、finalというブランド名で本格的にアンプ、スピーカー、ターンテーブルの開発に乗り出します。コンセプトは高井、技術は高士という二人三脚で、小規模ながらも音の入り口であるカートリッジからアンプ、出口となるスピーカーまでトータルで揃えるメーカーとなって行きました。各コンポーネントを単独で販売するよりも、オーディオシステムの全体最適化を図った設計を行った方が良いという考えの元、直接顧客に販売し、満足頂けるまで調整を行うというスタイルで販売を行っておりました。

|  2007年 S’NEXT 設立

2007年、final高井とSACDの開発、ハイエンドオーディオブランドのOEM先として高い評価を持つ第一通信工業の社長山口は、コネクター開発大手、日本モレックスの子会社としてS’NEXT株式会社を設立しました。目的はスピーカー及びヘッドホン、イヤホンのOEM,ODMビジネス。資本と生産技術は精密コネクター大手の日本モレックス、技術開発は、finalと第一通信工業の技術を背景に集まったエンジニアチームが行うという役割分担でした。幸いにも設立直後より大手家電メーカー他よりOEM,ODMを受託する事ができました。OEM/ODMのお客様からは、製品企画にあたっての、リサーチメソッドや開発に至るプロセス、受託頂いた製品ごとに最適化したドライバーユニットの開発力を高く評価頂いております。

|  2009年 S’NEXT  final audio design事業開始

2009年、OEM,ODMに加えS’NEXTの自社ブランドとしてイヤホン、ヘッドホンを販売する事となり、従来のfinalと区別するため、final audio designとして、ブランドをスタートさせました。全体のコンセプト、商品企画は高井と現S’NEXT社長細尾が担当。技術と音質チューニングはfinal高士と細尾が、エンジニアチームと共に行うという体制で製品開発を進めてきました。

|  日本モレックスより独立。final audio designからfinalへ。

2014年、日本モレックスよりS’NEXT現経営陣によるMBOで独立。同時に本社を品川より神奈川県川崎市に拡張移転し、品質と開発力を高めるため、高級品の生産及びドライバーユニットの開発拠点を一体化いたしました。今後、S’NEXTのエンジニアチームに、finalの技術と第一通信工業のデジタル技術を加え、イヤホン、ヘッドホンに留まらない、幅広い商品を手がけて行きたいという思いを込めて、2015年6月より、final audio designブランドをfinalとし、ロゴも一新いたしました。